「…あずさ…お、怒ってる…??」

「…この顔が怒ってるように見えるんなら、そうなんじゃない?」

「あ、今日イインチョー帰って…」

「いいや、帰って来るのは、あ・し・た!」

岬、絶体絶命のピンチである。

あずさは岬を壁に追い詰め、ネクタイを外した。

行き場の無くなった岬は、後ろをチラッと確認したけど逃げ場など存在するはずもなく。

「ベッドに乗りなさい。」

「え…」

「聞こえなかった?ベッドに乗りなさいって言ったの。」

今の岬には勿論、拒否権というものもなく、大人しくベッドに乗った。

それを見届けたあずさも、岬に続くようにベッドに入り岬を押し倒した。

「え…何?」

「いいから黙ってて。」

あずさは岬の上に乗っかり、手始めにキスで相手を攻めてみた。

自分から誘った事は幾度もあるが襲った経験はゼロに等しい。

だから内心ちょっとドキドキなのである。

「悪い事をした岬に、罰を与えます。」

そう言ってあずさは、先ほど外したネクタイを取り出し、岬の両手とベッドを一体化させる。

「え、何…何すんの??」

「だから、お仕置きvv」

あずさは嬉しそうにシャツを脱ぎ始め、岬のシャツも肌蹴さした。

そして今度はズボンのジッパーを下ろし、すでに勃ち上がりかけている岬のモノを口に含む。

「んっ…」

まだ慣れていない舌の扱いではあるが、岬が興奮するには充分だった。

してる最中にあずさの声が洩れるのにも、岬は興奮してしまう。

「待って、あずさ…出る…」

やらしい音を立て、あずさはやめようとはしない。

やめるどころか、舐める仕草は速まっていた。

「……っ」

普段なら、あずさの顔を引き離して…なのだが、今日は違った。

手が塞がれていて、どうする事もなく絶頂に達してしまう。

「あ…あずさ…ごめん…」

ケホッっと二回ほどむせたが、あずさはゴクリと岬の放ったものを飲み干した。

「…岬、これからが本番だよ?」

「まだ…」

「一人だけ達して、俺のはどうしてくれるんだよ?こんなの、お仕置きにならないじゃん。

今から俺、岬の上に乗るから、岬は絶対に動いたらダメだよ?俺が動くから、岬はただ見てるだけでいいんだよ。」

「そんなの、我慢でき…」

「できるよね?」

岬の返事を聞かずに腰を上げ、ゆっくりと岬を自分の中へ入れる。

「…あっ…ん…」

岬のモノをしり尽くしているソレは、ゆっくり中に入っていく。

「んっ…あずさ……」

「やぁ…んっ…もう…ちょっと…や……」

あずさもあまりの快感に何度か入れる行為を中断するが、早く欲しいこともありすぐさま続け出す。

一生懸命入れる姿は思ったより卑猥で、岬は生唾を飲み込む。

「…岬の目、ケダモノ……」

艶かしい笑いはより一層、岬を煽る。

「…動いちゃ…ダ…メ…」

「でも…」

岬の腹に両手をつき、ゆっくりと腰を動かす。

「やぁ…んっんっ…」

「…あずさっ……」

「…いっちゃ…だめ……」

先に達したのはあずさの方。続いて岬。

あずさの放った精液は岬の顔に少しだけだがかかってしまった。

あずさはソレを、中に入れたまま体を伸ばし顔に舌を近づけて、猫のように舐める。

熱を帯びた吐息が達したばかりの岬に再び熱を帯びさすのは、どうしようもない。

「…やぁんッ…岬、大きくなんないで……」

「お仕置きも愉しいけど…今日はあずさの言う事聞くから、コレ外してくんない?」

「…んっ…やっ、動か、ないで…」

「お願い…」

「…もう、あんな事、しない…って…あん…や…約束…する……?」

「するする!!」

微妙な振動でも感じてしまい、あずさは息が荒くなる。

感じる身体を我慢しながら岬を縛っているネクタイを外す。

手に中々力が入らず、解くだけで数分はかかってしまった。

「じゃあ、あずさちゃん。何をご奉仕させて下さいますか…?」

今度は形勢逆転のようにあずさを押し倒し、可愛らしく尖った乳首に吸い付いた。

「お、俺を…気持ちよくさせてぇ…」

「かしこまりました、王子様。」

こうして、岬へのお仕置きは始まったばかりである。

 

                         END